祈りの力 2012 3 11

 「祈り」というと、キリスト教的に聞こえるでしょうか。
しかし、日本の国においても、「祈りの力」はあります。
 もちろん、「神よ」と祈ってもよいでしょうが、
このような「祈りの作法」は、
欧米人やムスリム(イスラム教徒)は慣れていても、
日本人は、なじみがないかもしれません。
 祈りをする時は、宛先が必要です。
その宛先とは、太古の昔から日本の国を見守ってきた神々です。
 日本人は、建国以来、数千年に渡って、
タカマガハラ(高天原)の神々と、
数多くの苦難困難を乗り越えてきたのです。
 アメノミナカヌシノミコト(天御中主命)
 タカミムスヒノミコト(高御産巣日命)
 カムムスヒノミコト(神産巣日命)
 アマテラスオオミカミ(天照大神)
 ヒムカ(日向)

神道 Shinto religion 2004 4 7
 現代の日本人は、神道について知らない人が多くなりました。
また、外国人にとっては、どのような宗教か、興味があるでしょう。
 旧約聖書に、創世記があるように、
神道にも、天地創造の話があります。
そして、天地創造の後、
タカマガハラ(高天原)に、現れた神が、三人います。
アメノミナカヌシノミコト(天御中主命)
タカミムスヒノミコト(高御産巣日命)
カムムスヒノミコト(神産巣日命)
 旧約聖書では、
アブラハム、
イサク、
ヤコブと連想するでしょう。
 さて、神道には、女神が登場します。
アマテラスオオミカミ(天照大神)
西洋の世界では、
聖母マリアを連想するでしょう。
 さらに、もう一人、女神が登場します。
その女神とは、ヒムカ(日向)です。
 このように、神道においては、
男性の神だけでは、「調和」や「優雅さ」、
そして、「美しさ」というものが表現できませんので、
女神が、重要な役割を果たしているのです。
 日本の国を表現する時、
「秩序」、「調和」、「優雅さ」というものがあるでしょう。
こうした大和心を、女神が表現しているのです。

























































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